車に乗る際、赤ちゃんを保護するためにチャイルドシートは絶対に必要です。
赤ちゃんを守るためのものですが、チャイルドシートに座せた瞬間、思いがけず激しく泣き始めることがあります。
「チャイルドシートを外して抱っこしたいけど、それはできない。どうしたらいいのかな?」
このようにお悩みの親御さんも多いはずです。
この記事では、以下の内容について詳しく解説しています。
- 赤ちゃんがチャイルドシートで泣く理由
- 赤ちゃんを快適にさせるための工夫
- 車内でおすすめの便利グッズ
これらの情報を通じて、赤ちゃんとの車移動をもっと快適にするためのヒントを提供します。
チャイルドシートで泣き声を上げる赤ちゃんの心理
赤ちゃんが泣くのには、さまざまな原因があります。
今回は、
- 空腹
- オムツが濡れていることによる不快感
- 温度が不適切(過度に暑いまたは寒い)
などの一般的な理由を抜きにして、別の観点から探究してみましょう。
泣きの原因として考えられるのは、
- チャイルドシートが赤ちゃんの体に合わず、不快を感じる
- 母親の顔が見えない、抱っこされないことへの不安
- 単純に座っていることへの退屈
といった点です。
0~1歳の赤ちゃんは特に、自分の感じていることを言葉で表現できないため、不安を泣くことでしか伝えられません。
そうした状況を理解し、赤ちゃんがチャイルドシートで快適に過ごせるように、対策を模索しましょう。
チャイルドシートを快適に過ごすための工夫
車内で快適に過ごすために、できる工夫をみていきましょう。
チャイルドシートの不快感を軽減するには
赤ちゃんがチャイルドシートで不快を感じる主な原因として、シートの角度やベルトが適切でないことがあります。
これが原因で、赤ちゃんが圧迫感や不快感を覚えることも少なくありません。
この問題に対処するためには、まずチャイルドシートの設置方法を確認し直すことが必要です。
製品によって調整方法は異なりますので、マニュアルやオンラインの動画で正確な手順を確認してください。
適切な調整を行うことで、快適性を大幅に向上させることが可能です。
赤ちゃんの不安を解消する方法
赤ちゃんにとって、母親から離れたり、見慣れない環境で過ごすことは大きな不安を引き起こします。
抱っこしてあげることが難しい場合でも、赤ちゃんの気持ちに寄り添い、声をかけてあげることが大切です。
同乗者がいる場合には、
- 赤ちゃんの手を優しく握る
- 体を優しくトントンしてあげる
- 外の景色を指しながら楽しく話しかける
などの方法も良いですね。
一人で運転しているときは、赤ちゃんのお気に入りのぬいぐるみやブランケットを一緒に乗せたり、信号で止まった際に赤ちゃんに話しかけてみることで、少しでもリラックスさせてあげましょう。
目的地に着いたら、一緒にがんばったことを褒めて励ましてあげてください。
退屈感を減らす工夫
赤ちゃんがただ座っているだけでは、短時間であっても退屈してしまいます。
特に、活動的になる1歳頃にはその傾向が強くなります。
退屈を解消するためには、
- 音楽やDVDを再生する
- 車用のおもちゃや絵本を用意する
などが有効です。
お気に入りの歌などを流すことで、車内を明るく楽しい場所に変えることができます。
また、チャイルドシートに座ったままで遊べるおもちゃや絵本を、赤ちゃんの好みや年齢に応じて選んでみましょう。
赤ちゃん向けの車内おすすめアイテム紹介
車でのお出かけを、赤ちゃんにとっても楽しい体験に変えるためには、色々なおもちゃや便利なグッズが役立ちます。
ここでは、赤ちゃんが喜ぶ特におすすめのアイテムをいくつか紹介します♪
カラフルなベビーメリー
鮮やかな色彩のベビーメリーは、見るだけで赤ちゃんの気持ちを明るくします。
チャイルドシートやベビーカー、バウンサーなど、様々な場所に取り付け可能です。
人気キャラクターがデザインされたメリーは、赤ちゃんが座っている間の退屈を解消することもあります。
運転ハンドル型おもちゃ
生後6ヶ月を過ぎた赤ちゃんには、運転ハンドル型のおもちゃがおすすめです。
本来ベビーカー用ですが、チャイルドシートにも簡単な工夫で取り付けられ、長時間のドライブでも赤ちゃんを楽しませてくれます。
ベビーミラー
カラフルで明るいデザインのベビーミラーは、赤ちゃんを引きつけます。
運転中でも後部座席の赤ちゃんを見ることができるため、保護者にとっても良いアイテムです。
これらのアイテムを車内に取り入れることで、家族みんなでのお出かけがさらに楽しくなるはずです♪
まとめ
赤ちゃんがチャイルドシートで泣いてしまう事態と、それを少しでも軽減する対策について紹介しました。
大切なポイントを確認してみましょう。
- チャイルドシートが赤ちゃんに合っているかをチェックし、必要に応じて調整する
- 同乗者がいる場合は積極的に触れ合い、声をかけること
- 車内で赤ちゃんが退屈しないように、おもちゃや音楽、絵本を活用する
これらを試してもなお泣きやまない時は、少しの間泣かせておいても大丈夫です。
目的地に着いた後には、赤ちゃんをたくさん褒めて、抱きしめる時間を持ってください。
ドライブ中、赤ちゃんへの心配が運転の妨げにならないよう注意が必要です。
赤ちゃんを含む家族全員が、ドライブを存分に楽しめることが望ましいですから、皆でのドライブが快適で楽しい時間となりますように。