子どもたちに本を愛してもらいたい、そんな願いを持っていますよね。
そのためには、早いうちから絵本を通じて読書の楽しみを伝えたいと思う人も多いでしょう。
でも、「早いうち」とは具体的に何時からのことを指すのでしょうか?
赤ちゃんへの読み聞かせの最適なスタート時期
読み聞かせは、生まれたばかりの時期から始めても問題ありません。
実際、お腹にいる時期から読み聞かせを開始することもできます。
この時期から、クラシック音楽などを聴かせる胎教が良いとされていますね。
赤ちゃんにとって、母親の声は非常に安心できるものです。
母親が絵本を読む声を聞くことで、赤ちゃんはリラックスし、母親も読み聞かせを通して心が和むのです。
幼児向け知育絵本の選択ガイド
絵本を読み聞かせするのなら、特に知育に役立つものを選びたいですよね。
適切な絵本を選ぶ際の、主なポイントについて見ていきましょう。
色鮮やかでコントラストの強い絵本
幼児は、明るい色やはっきりした対比を用いた絵本が視覚的な興味を引きます。
音を表す言葉が含まれる絵本
- 擬音語(ガチャン、ドカンなど)
- 擬態語(ふっくら、すべすべなど)
- 擬声語(ワンワン、ブーブーなど)
を含む絵本は、言語の理解を深め、聴覚的な学習に役立ちます。
生活習慣が学べる絵本
日常生活の中で遭遇するさまざまな習慣やルーチン、例えばお風呂、着替え、食事のエチケット、トイレトレーニングなどを扱った絵本もおすすめす。
子どもがこれらの活動を楽しむことを助け、新しい習慣を自然に受け入れるきっかけを提供します。
これらの絵本は、子どもにとって楽しい方法で生活スキルを教える手段となります。
絵本棚の選び方のコツ
絵本棚はどのようなものを選んだらよいのか、みていきましょう。
子どもの高さに合う棚
絵本を自ら選べるように、子どもが楽に手が届く高さの棚が理想的です。
怪我を防ぐ設計が施された棚
角が丸みを帯びているなど、怪我のリスクを減らす設計の棚を選びましょう。
小さい子向けには表紙を見せる棚
小さな子どもは、表紙を見て絵本を認識します。
初めは表紙が見えるタイプの棚で、絵本を展示しましょう。
年齢と共に文字読みが可能になると、背表紙から絵本を選ぶようになります。
そうなったら、もっと多くの本を収納できる棚への変更も考慮してもよいでしょう。
絵本が増えすぎた時の対処法
子供たちが絵本を愛するのは嬉しい限りですが、絵本があまりにも多くなってしまい収納場所に困ることもあります。
読み終わってもう必要ないけれど、状態が良い絵本は、保育園や子ども施設への寄付がおすすめです。
何度も読んで傷んだ絵本は、地域のリサイクルイベントや学校での回収活動への寄付を検討しましょう。
本を多く持ちたくないという場合は、図書館から借りたり、デジタルで読んだり、電子書籍の購読サービスを利用するのも良い方法です。
まとめ
赤ちゃんが絵本のすべてを理解するのは難しいかもしれませんが、絵本を通じて何かを知ることは大切です。
読み聞かせは、親子の関係を深める大切な時間です。
私自身は、小さい頃に読んで貰った記憶はありませんが、絵本を読んで貰えることがどれだけ特別なことか、今ではよくわかります。
忙しい毎日の中でも、少しの時間を見つけて、たとえ1ページでも子供に読み聞かせをすることの価値は非常に大きいと感じています。